11月26日 ジャパンカップ観戦記

 残念ながら今週は愛馬の出走はありませんが、ジャパンカップの観戦に東京競馬場にいきました。

 いい天気でしたね、風はやや強かったものの、10月28日の秋天とは打って変わっての晴天、「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」といったところでしょうか。

 キタサンブラックの秋天でのあの強さを間近で見た自分にとっては、何がくる?というよりは、むしろキタサンブラックがどんな走りを見せるか、自分にとってはむしろこれがテーマでした。

 15:40、大声援のなかスタート、秋天とはまたも打って変わってまさかのハナをきるキタサンブラック。武豊騎手をして、どんな競馬でも対応できると言わしめたキタサンブラック、最後方から先方をうかがうのも競馬だし、ハナを切るのも競馬なんだろう。

 そして、先頭に立ったまま第4コーナーをまわり、府中の長い坂を誰もがキタサンブラックがその坂をのぼりきれるとおもった瞬間に伏兵のシュバルグランが上手く差し切りました。あ~、と自分を含めてみんなでどよめきました。でも、これが勝負、キタサンブラックをマークして、最後に差し切ったボウマン騎手を含めた陣営に拍手を送りたいです、素晴らしいレースでした。

 ま、馬券的には負けました。でも、こんな見ごたえのあるレースに立ち会えてよかったです。いやぁ、競馬って本当にいいもんですね~


スタートしてキタサンブラックがハナを切っている図

ディープの種付け料と弱小馬主の戦略

さて、最近のニュースでディープインパクトの種付け料が4000万になったという。

たしかに、ディープ+海外でGIを勝った肌馬というパターンは結果を出しているので、4000万というのも納得ですね。

でも、40口ファンドで100万円、10口共有で400万、種付け料だけでも結構な額、自分はなかなか出せないです。

2002年生まれのディープもはやいもので15歳、まだはやいものの、どこかのタイミングでディープなき世界になるのかと。

となると、弱小馬主としては、ディープ後を見据えて、次の種牡馬を見極める、これがわりと自分の来年のテーマでもあります。

来年の1歳馬だとエピファネイア、キズナ、ゴールドシップ、当歳だとモーリス、ドゥラメンテあたりでしょうか。

デビューはもうちょい先ですが、2018年供用のザファクターも注目ですね。このあたりの種付け料が安いうちに”先物買い”をしたいものです。

優駿(宮本輝)と目線の高さ

競馬に限らず、どんなことでも、その世界をいろいろな側面から知ることはとても重要だと思います。

で、馬主をやる以上、もう少し競馬について知りたいという思いから、競馬に関する本を最近読んでます。

そのなかで、一番、印象にのこったのが、「優駿」(宮本輝・新潮文庫)です。

もう30年近く前の本ですが、いまでも色あせることなく、不世出のサラブレッド オラシオンが生まれる牧場サイド、おそらく社台ファームをモデルとしている吉永ファーム、馬主サイド、調教師・騎手サイド。オラシオンという1頭の馬を中心としたサークルの人間ドラマがあますことなく描かれています。どちらかといえば、自分は馬主のサイドの和具平八郎に近いかもしれないですね。彼の最後のチャレンジもいいなとも思いました。

もう一つ考えさせられたのは、最後の方でオラシオンを生んだトカイファームの博正はこう語る。

俺、もしきょうセントホウヤが勝てなくても、いつか吉永ファームが生まれ育った馬が、日本の重賞レースの半分以上に勝つ時代が来るように思うんだ。資金力じゃなくて、競走馬に対する考え方が、日高や浦河の連中よりもはるかに先を行ってる。その努力は、やはり結果として出てくるはずだよ。

それから30年、この”結果”は明らかですね。小説では、セントエストレラ(おそらく、ノーザンテースト)の仔が活躍しはじめたころで、そこから、サンデーサイレンス、はたまた、ディープインパクトと社台ファームが日本の競馬のレベルを上げたことは疑いの余地はないと思う、で、これは単に偶然ではなくて、30年、さらには最も前から、世界を見て、世界に通用するよい馬を作ろうという目線の高さが結実したともいえると思ったのでした。これはどんなビジネスも同じですね。高い目線で先を見て、そこからできることを精一杯やる。こんな目線を身につけたいものです。

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キャロット16年産駒出資馬の状況

キャロット16年産駒出資馬の状況が更新されました。
公式ホームページより備忘録を兼ねて抜粋です。

アウトオブタイムの16 牡黒鹿毛’16/3/14生
馬体重:468kg 
現在は1000m周回ダートコースで軽めのキャンター2周半の調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハッキングで1本登坂しています。早来ファーム在場時は大きな怪我や病気をすることなく、カイバ食いも良好で、着実な成長を見せていたように充実した日々を過ごすことができました。空港牧場での本格的な調教を経て、更にパワーアップした姿を見せてくれることを楽しみにしています。

ユールフェストの16 牝青鹿毛’16/1/30生
馬体重:442kg 
現在は1000m周回ダートコースで軽めのキャンター2周半の調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハロン18~20秒のキャンターで2本登坂しています。空港牧場へ移動してきた当初は気の強さを見せることがありましたが、跨って動かす頃には素直で手を焼くことも少なくなってきました。まだ緩さが残り、非力な面はありますが、胸や肩周りのボリュームからゆくゆくは雄大な馬体を手に入れ、パワフルなフットワークを見せてくれることでしょう。

シードオブハピネスの16 牝黒鹿毛
馬体重:384kg 
現在は週2日900m屋内坂路コースをハロン20秒のキャンター1本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。徐々に体はフックラしてきており、着実に成長してきていることが分かります。馴致もスムーズに受け入れることができていましたので、次のステップへ移行するまでにそう時間はかからないでしょう。

ハルーワソングの16 牡栗毛’16/2/23生
馬体重:455kg 
騎乗馴致を終えて、現在はロンギ場でフラットワークを開始しており、併行して調教場での馬場見せも行っています。物や音に対して特に敏感なところがあり、慣れるまでに時間はかかっていますが、現状を見る限りでは慎重に進めていけば問題なさそうです。イヤリングから移動してきた当初に比べて体は徐々に引き締まってきているので、今後も心身の状態に合わせて適切な負荷をかけていければと思います。