ウォートルベリーの17

さて、アーリーアメリカンの17が募集中止になったことは残念ですが、気を取り直して、まだ残口があるウォートルベリーの17に出資しました。
まあ、来年の新種牡馬ドゥラメンテ・モーリス産駒にむけての実績の維持という理由もあります。

で、6月の募集の際は、5月の遅生まれなこともあり馬体はイマイチ、いまでも残口中というのもそれが理由かもしれません。

のなかで、あえて出資したのは、まず、スクリーンヒーロー産駒の特性を見極めたいというのがありますね。モーリスもそうですが、スクリーンヒーロー産駒は「奥手」で、岡田牧雄氏もこう語ってます。

スクリーンヒーロー産駒は筋力がつくまでに時間がかかるタイプが多いです。スクリーンヒーローの産駒はサンデーサイレンスの血が色濃くでてますので、馬体に緩さはあるのですが、その反面、使って筋肉が硬くならずに、4歳、5歳、そして6歳になってなって走ってくる。つかって筋肉がつよくなってくるタイプですね。スクリーンヒーロー自身が奥手でしたから、産駒にはそのあたりも遺伝しているようです。出所:「馬体は語る」p210

なので、1歳時はイマイチでも(3歳夏までには間に合ってほしいですが)、現時点で馬体のイマイチさは大幅に割り引く必要はないのではという思いです。くわえて、預託厩舎がスクリーンヒーローを管理した鹿戸厩舎なので、成長カーブにあわせていけるのではないかと思っています。

もう一つは、奥手ながらも、比較的育成は順調であること。まあ、残口中なので、多少のセールストークはあるとは思いますが、傾向としては悪くはなさそうです。自分は賢さに弱いかもしれないですねw

初期馴致もとても順調に進み、すでに直線ウッドチップコース(1000m)に入れて騎乗調教へ進めています。現在は週2~3日は直線をハロン20秒ペースのキャンターで駆け上がっています。ほかの日は周回馬場とトレッドミルを併用してキャンター調整を続けており、しっかり負荷を与えています。やや慎重な面はあるものの、一度納得すれば何事にもスムーズで、物覚えが早くてとても賢い馬です。四肢の運びが正確で、まっすぐ安定した走りができるのはセールスポイントです。9月3日計測の測尺は、体高152.0cm、胸囲175.0cm、管囲19.3cmでした。最新馬体重は450kgで良い成長曲線を描いています。 出所:社台TC 10月5日レポート

計測日時 体高(cm) 胸囲(cm) 管囲(cm) 体重(kg)
2018/6/10 147.5 166.0 18.7 389
2018/9/3 152 175.0 19.3 450

結果が出るのは1年後、この仮説がワークするかどうか楽しみに待ちたいと思います。

“ウォートルベリーの17” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。