社台ドラフトその3 新種牡馬の醍醐味

20年社台ドラフトもだいぶ情報がそろってきました。

例年であれば、牧場見学ツアーですが、今年は残念ながらキャンセル、仕方ないですね。来年に期待します。

ドラフトの楽しみの一つは、新種牡馬の見極めです。

個人馬主の場合、セレクトセールあたりであれば、この楽しみを享受できるかもしれませんが、弱小馬主にとって、主戦場はサマーセール、セプテンバーセール、オータムセールの安い馬で、新種牡馬が回ってくるケースはあまりないです。だからこそ、新種牡馬の見極めが自分にとっては、社台ドラフトの醍醐味の一つです。

さて、20年募集の主だった新種牡馬は、キタサンブラック、イスラボニータ、ドレフォンあたりでしょうか。

そのなかでの注目しているのがキタサンブラック産駒、サンデーRのコナブリューワーズの19とアメリの19.

馬を見るときのポイントは「父に似ているかどうか見るべし」と教わったこともあり、2頭とも雄大な父に比較的に似ていると感じてます。

雄大さはドレフォン産駒もそうなのですが、このドレフォン自体がどれほど日本で通用するかよくわからないので、ドレフォン産駒については、自分は手を出せないですね。

新種牡馬の場合、初年度の種付け料もそれほど高くないので、値段もそこそこです。

問題は、取れるかでしょうね。去年のドゥラメンテ産駒同様に今回も人気になりそうです。

 

180 コナブリュワーズの19 黒鹿 03/04 体高155.0 胸囲174.0 管囲21.1 体重448 80万円 清水 久詞

 

181 アメリの19 メス 黒鹿 03/08 体高153.0 胸囲174.0 管囲19.7 体重429 60万円 高橋 義忠

今年の1歳セールに思う

さて、社台ドラフトと並んで、昨年から取り組みを開始したのがセリです。

もちろん、セレクトセールのような安くて2~3000万円という世界はどうあがいても手が届きませんが、1歳セールの8月に開催されるサマーセール、9月のセプテンバーセール、10月のオータムセール、このあたりは価格にもよりますが、何とか手が届く範囲で、昨年はセプテンバーセールでヌーヴェルレーヌ18を落札しました。今年以降も機会があれば落札したいと思っています。

で、このセリ、去年と今年で大きく景色が変わりました。今年は、2歳馬のJRAブリーズアップセールはメール入札、北海道トレーニングセールは中止・一部サラブレッドオークション。そして、6月5日の千葉セリもサラブレッドオークションでの実施が決定、1歳馬のセレクションセール、サマーセール、セプテンバーセール、オータムセールも通常セリかオンラインセリかを検討するようです。

まず、個人的には、オンラインのセリは賛成です。とくに、1歳馬のセリ会場は静内で、千歳から2時間、セリ時には無料バスもありますが、やはり、札幌とくらべて会場までの道のりが長い、かつ、日程もサマーセールの場合は4日と長いので、これをオンラインでできるようになれば、会場にいく必要はないですし、静内までいけない購買者のすそ野を広げる点ではよいと思います。

ただ、社台ドラフト&2歳セールと1歳セールのちがいは、前者の場合、原則、厩舎とセットになっていますが、後者の場合、厩舎&育成牧場を探して決める点にあると思います。とくに、近年、中央も預託がタイト、地方も一杯というケースが多くあり、自分のような弱小馬主にとって、預託先が見つかるか、ここがハードルと認識しています。自分があまり頭数を増やさず、身の丈でやるのもこれが理由でもあります。ということで、1歳セールの場合、単に買えば終わりではなく、厩舎・育成先まで決めて、みんながハッピーになることを目指す知的ゲームと言えるかもしれません。

で、今年の1歳セールはどうするか? 月並みですが、やはり、コミュニケーションなんだと思います。物理的なセリの場合、一度会して話し合うことができますが、オンラインではできないので、マメにコミュニケーションをする、これに尽きるのではないでしょうか。今年の1歳セール、新しいスタイルでの出会いを楽しみにしたいと思います。

 

 

2019年の振り返り、そして、2020年

さて、28日土曜日で中央競馬も終了し、2019年も終わりです。

今年もいろいろなことがありました。

マルーンベルズ新馬勝ち(19年2月2日)


マルーンベルズ(社台TC、40口ファンド)、最初の出資馬アスペンアベニューの全妹、そして、初めての馬名採用した思い入れのある馬です。
事前の調教も普通で「使いながら」という感じでしたが、2月2日の新馬戦で見事新馬勝ち!うれしかったです。
が、やはり、この母系、アスペンアベニューもそうなのですが、足元が弱いこともあり、3月のフラワーカップ13位のあと、離脱。
結局、左後肢の遠位種子骨部分の骨折で10月に引退。お疲れ様でした。

ルガールカルム桜花賞出走(19年4月7日)


ルガールカルム(サンデーR、40口ファンド)、3月10日のアネモネS(L)で快勝、桜花賞への優先出走権をゲットしました。
ファンド・共有いずれもクラシック出走は初めての経験、残念ながら18位としんがり負けでした。
その後、ルガールカルムは休養を経て、秋に復活、秋風S、奥多摩S、立志Sとなかなか勝ちきれない状況。現状打破が必要そうです。

ムニアイン引退(19年5月11日)


JRA馬主免許を取得(17年7月)して最初に出資したのがムニアイン(社台GO)です。父キングヘイロー、母父スペシャルウィークという往年のファンにはたまらない血統で、18年9月にデビュー。
勝利こそなかったのですが、確実に馬券・掲示板に絡んでいて、そろそろ未勝利も脱出できるかとおもった5月11日に右前脚膝の板状(ばんじょう)骨折が判明、競走能力喪失の診断を受けて引退。本当に残念です。

サイレントクララ2歳未勝利勝利(19年6月16日)


初めてのLEX-PRO出資のサイレントクララ、デビューが3月23日と遅くて大丈夫かと心配していましたが、3回使って良化して6月6日 阪神3歳未勝利戦で勝利。
はじめての共有馬での勝利となりました。が、その後、1勝クラスで低迷、現状、島上牧場で休養中です。

地方馬主デビュー(19年7月~)


馬がつないだ縁をいただきまして地方競馬で代表馬主デビューをさせていただきました。大井ではアロンジェ(辻野厩舎)、園田ではリリープリンセス(南厩舎)です。
私淑する馬主の小林祥晃さんは、地方は公立校、中央は私立校と例えておられましたが、まさにその通りだと思います。
費用という点では違いはありますが、競馬に対する真摯な気持ち、これは公立校・私立校、関係ないですね。
これからも予算の許せる範囲で地方・中央いずれも出走できればと思います。

セプテンバーセールでヌーヴェルレーヌ18を落札(19年9月18日)


サマーセールなどでナムラタイタンなどを輩出した野坂牧場に注目、代表の野坂のひたむきな姿勢にも惹かれて、いつかセリで落としたいと思いました。
で、9月18日のセプテンバーセールでヌーヴェルレーヌ18を落札、初めてのセリで落札しました。
12月初旬時点では馬体重426kg程度と小柄ですが、なんとかデビューできればと思います。。

ミュアウッズ新馬勝ち(19年12月8日)


18年7月の牧場ツアー時での馬体重が540㎏、ノーザンFの方も「こんな大きいの初めて」と言わしめたカリフォルニアネクター17あらためミュアウッズ(社台GO)、HPでの更新のたびに馬体重600㎏越えて、「これ本当に大丈夫か?」と何度も思いましたが、『大型馬だけど動きが良い』(石橋脩騎手のコメント)という稀有な持ち味で新馬戦を圧勝。久しぶりの口取り&社台GO初勝利で嬉しいひと時でした!

さて、2020年

さて、2020年、とくに何勝、獲得賞金xxx万という目標があるわけでもなく、どの馬も無事に元気に走ってもらえれば、それでよいのですが、来年の愉しみを上げておきます。

3歳馬:イマジナリーラインデビュー


イマジナリーライン(18年募集、社台TC)、もともとはアーリーアメリカン17に出資したのですが、出資3か月後の10月、夜間放牧中に左臀部に重度の筋肉損傷となり運用を断念。かわって、5月生まれで牧場ツアー時はあまり見栄えのしなかったウォートルベリー17が秋にかけて良化しているようにみえたので、出資しました。2020年、第1回中山開催でデビュー予定です。

2歳馬:ヌーヴェルレーヌ18デビュー予定


来年では、やはり、これが一番大きいです。はじめてセリで落札して、尊敬する小笠先生に預託をお願いし、現在は田口トレーニングファームで育成中です。
ヌーヴェルレーヌ18、競走馬として命を与えられた以上、無事に走ってほしい、ただこれだけです。

ケンタッキーダービー


2020年5月2日、ケンタッキーダービーに参加予定です。日本の競馬をいろいろな角度から見てみようと、来年はケンタッキーダービーいきます。いまから愉しみです。

2019年の振り返り、2020年のデビュー、いろいろありました。やはり、競走馬である以上、思うように走ってくれないですし、引退という突然の別れもありました。でも、いろいろあわせても、競馬を愛する、そして競馬サークルをかけがいのないと思う気持ちは2019年変わらなかったと思います、2020年、同じようにいろいろ大変なこともあると思いますが、この気持ちはキープしたいと思います。来年もよろしくお願いします。


ヌーヴェルレーヌ18(19年12月6日 田口トレーニングファーム)

「ザ・ロイヤルファミリー」 馬主・マネージャーと馬が紡ぐ物語

「優駿11月号」の新刊紹介に掲載されていて、気になっていたので、読みました。
500ページもある大作ですが、読みやすくて、サクッと読めました。

一言で言えば、馬主・マネージャーと馬の物語です。

以前、何かの機会に、ストーリーを説明する場合は、縦の糸と横の糸をキチンと考えるべしということを習った記憶があるのですが、この本では縦と横がキチンとしています。

縦の糸は、馬です。主人公である来栖が親友に連れられて競馬場で中山金杯を勝ったロイヤルダンス、ロイヤルホープ、そして、ロイヤルファミリー、主役はあくまでも馬です。

横の糸は、馬主そしてマネージャーです。競馬小説の金字塔は宮本輝「優駿」であることは衆目一致するところですが、優駿の場合、牧場・馬主・騎手、それぞれの立場を描いています。で、この本では、あくまでも主役は馬主そして小説の語り手であるマネージャーです。とくに、マネージャーである来栖が、馬の継承、馬主の継承、2つの継承に欠かせない存在になっています。馬係ともいわれるマネージャーですが、そのマネージャーにスポットライトを当てるのは素晴らしいと思います。くわえて、第1部の主人公ともいえる山王耕造をして「馬を見る力のない俺は、人間に賭けるしかないんだよ。それだけのことだ」(p90)というように、毀誉褒貶はあるものの、馬主・マネージャーを中心に牧場、調教師、騎手、騎手、魅力的な「人間」が集まります。

そして、縦の糸と横の糸が紡ぐ物語は、継承だと思う。語り手の来栖はこう語ります。

過去から受け継いだバトンを、次の世代に引き継いでいく。馬たちの血の継承を陰ひなたで支えているのは、たとえその原動力が目も当てられない自己顕示欲であったとしても、馬主のみなさまであることに変わりありません。(p291)

馬の継承、そして、馬主の継承、こうしたバトンをつなぐ馬主家族とそのマネージャーの物語です。

基本的には実在しない名前、馬なので、定義としては「フィクション」です、ただ、たとえば、現役時代にG1を7つ獲得、種牡馬としても大成功した「ディクスアイ」→これはディープインパクト、7月初旬に行われる豪華絢爛なセレクタリアセール → セレクトセール、 北海道苫小牧市にある大手牧場「北稜ファーム」→社台ファーム、と、現実に存在するノンフィクションをモデルにしています。おそらく、馬主についても、取材された馬主をモデルにしているんでしょうね。ちなみに、実名で登場するのは、JRA、中山馬主協会あたりです。JRAならびに職員の方はとても好意的に描かれています。自分の所属する東京馬主協会でなく中山馬主協会であることがやや残念(まあ、ダービーじゃなくて有馬なので仕方ないですね)ですが、馬主協会にはこういう使い方があるのか、と発見がありました。

競馬の世界を全く知らないまま読むとちょっと戸惑う(たとえば、「管囲20cm程度の彼らの四肢はあまりにも脆弱です。」(p53)、管囲20cmは一口馬主にはお馴染みのタームですが、何も知らない人にはわからないのでは)、かつ、呼称 薫子さん(p281)、薫子さま(p438)が一致していないなど、やや粗削りのところもありますが、縦の糸と横の糸が紡ぎだす継承の物語は、それを補ってあまりあると思いました。オススメです。そして、自分はとくにマネージャーがいるわけでもなく、継承を考えているわけではないですが、過去から受け継いだバトンを次の世代に渡す、身の丈の範囲でやっていきたいと思いました。

ヌーヴェルレーヌ2018

今年の目標の一つして、セリの参加・落札がありました、セレクトセールは予算的にオーバーなので、サマーセール、セプテンバーセールを狙っていました。
 
 で、残念ながら、サマーセールは取れませんでしたが、今回のセプテンバーセールでヌーヴェルレーヌ2018を落札しました。

 父:トーセンジョーダン、母(外)ヌーヴェルレーヌ、半兄コスモプロケッラは父エピファネイアでビックレッドファームで募集です。

 ま、自分はやはり馬をみてもよくわからない分、生産牧場にこだわりたいと思いました、

 そのなかで、野坂牧場の産駒に注目するようになりました。

 ノーザンなどと比べたら小さな牧場ですが、いろいろお話しをお伺いし、真摯に馬を生産する姿勢に、いつかこの牧場の馬で出走したいと思うようになりました。
 
 ちなみに、この牧場は「優駿」の映画の撮影地だったようですね。自分にとってここは「優駿」のトカイファームかもしれません。いつかオラシオンを引き当てたいですねw
 それはともかく自分のペースで無理せずじっくり長く付き合いたいと思います。

 預託は、社台TCの一口馬主でお世話になっているイーグルフェザー、コロンバスディでいつかは預託いただきたいとおもっていた美浦小笠先生にお願いする予定です。

 1年後、まずは無事にデビューを祈るばかりです。

ワラウカド退会と一口馬主ビジネス

  人によって定義は様々なですが、自分が思うに、ビジネスとは植物を育てるプロセスに似ていると思います。

 で、自分にとって、一口を含めた馬主は趣味ではなく、ビジネスの一つとしてとらえています。

 自分はいまのところブリーダーではないので、馬を育成するプロセスにはかかわっていませんが、

    (獲得賞金+種牡馬種付け料)>(出資金+維持費)

 を意識して、この馬主稼業という「植物」を育てています。

 植物を育てるには、まず、きちんと根をはるように土壌を豊かにする、これは、育成に近いかもしれませんね。まあ、一口馬主という点では、馬選びがポイントになると思いますので、種牡馬・育成牧場の動向把握などの勉強あたりでしょうか。

 そして、植物を育てるという点で、わりと重要なのが、剪定。草花は何もしないいろいろな方向にのびていきます。そして、そののびた植物について、伸ばすところは伸ばす、いらないところは剪定して落とす、この取捨選択のプロセスが大事だと思うのです。

 さて、前置きが長くなりましたが、表題の件です。自分は一口馬主は2013年出走のアスペンツリー以来今年で5世代目です。

最初は社台、サンデー、社台地方OW、社台中央OW、キャロット、ワラウカド LEX-PRO シルクにはいっていますが、ワラウカドについては退会しました。

理由は単純で、出資した2頭(レイロー、ブローインバブルス)がいずれも勝ち上がれず未勝利で引退しました。

いろいろとクラブの方でも改善していて、アットホームでよい雰囲気が伝わってくるのですが、やはり、結局のところ、結果だと思います。

で、伸ばすところがあるとしたら、やはり、共有あるいはまだ実現できていないですが1頭ですかね。ただ、ノーザンファームが今後も勝ち続けるという前提だと、弱小馬主にとってはセレクトセールで仕入れるという選択肢はいまのところなく、オーナーズもしくはLEX-PRO、場合によってはオータムセールあたりなのかなと思っています。他の牧場を探すのもアリかもしれないですね。
 

キャロットドラフト2018開幕

さて、キャロットの価格が発表されて、2018年のドラフトも最終段階ですね。

で、ドラフトって何だろう、って考えてみました。

野球とかスポーツのドラフトはシンプルですよね。
目的はゲームに勝つこと、リーグで優勝すること、そのために、足りない戦力を補強する。

一口を含む馬主にとって、この目的を決めるのは結構難しいのではないでしょうか。

自分が思いつく範囲では、馬主にはいくつかの目的はありますよね。

1.儲けたい → これは当たり前ですよね。基本はおカネを出して、そのリターンを求めているわけで。そうなると、1.できるだけ安い馬に出資する、もしくは、2.重賞・G1が高い確率で取れそうな馬に出資する、あたりでしょか。

2.ダービーに勝ちたい → セレクトセールで超良血馬を買うんでしょうかね。「必勝法」がないので、これはレベルが高い目的ですよね。

3.好きな馬・血統・牧場・騎手等を応援したい → 馬主活動が純粋な投資であるとしたら、リターンも高いですが、不確定要素が高すぎますよね(金融の用語ではボラティリティが高い)。むしろ、応援したいという目的もあるのではないかと。

自分はいえば、1と3の間ですかね。まだ実現してはいないのですが、いつか種牡馬となる牡馬に出資して、出資した牝系につけて、走らせるみたいなことができたらなあと思っています。

まあ、これは人それぞれ、それぞれの愉しみがあっていいのかなと。

というわけで、キャロットドラフト、社台では牝馬(カリフォルニアネクターの17、アーリーアメリカンの17)だったので、愛着のある牝系にくわえて、牡馬を狙ってみたいと思います。

キューの17
アヴェンチェラの17
パロネスサッチャーの17

あたりが候補です。ツアーにも参加予定で、しっかり見て判断したいと思います。

2018年ドラフト - オンラインカタログ掲載

 さて、社台ドラフト2018年、オンラインカタログが掲載されました。あとは、カタログ送付、ツアー(6月8日日帰り参加予定)とだいぶ佳境に入ってきました。

 まあ、来年のドラフトシーズンに今年はどんなこと思っていたんだっけと読み返せるように、途中過程を振り返ってみました。といっても、第1希望を確実にとるだけです、ただ、ディープのような高額馬には出資してないこともあり、実績(540万円くらい)はそれほど高くない、かつ、予算も限られているので、うまく票読みする必要がありそうです。

価格発表、厩舎発表、オンラインカタログをへて、現状の候補は

サンデーTC
シーズアタイガーの17
募集の段階からいいなとおもってました、で、厩舎も国枝厩舎で言うことないですね。人気になりそうなので、取れるかどうか。

アイスフォーリスの17
エピファネイア産駒です、ここに書いたように、評価が決まらないうちに新しい種牡馬に出資するというポリシーで、エピファネイア産駒も選択肢の一つと思ってます。

アナスタシアブルーの17
同じく、エピファネイア産駒です、関西で勢いのある高野厩舎で、BMSファルブラブ、これも人気になりそう。

社台TC

アーリーアメリカンの17
同母の初仔イーグルフェザーが自分の出資しているなかで最もパフォーマンスが良く、二匹目のドジョウ狙いですw。あと、厩舎の小笠先生、何頭か出資してますが、馬に無理をさせないけど、かといって、楽をさせない、いい意味でオーソドックスな使い方が好きです。

(外)キトゥンズダンプリングスの17
 さて、悩ましいのがこれです。ここにも書いた通りです。自分のなかでのベンチマークはジャンダルム。ジャンダルムを管理しているのが池江厩舎なので、同馬も池江先生かなあと思ってました。ジャンダルムは、日本の馬場に合わせる(?)意図があったかわかりませんが、父:キトゥンズジョイに母はサンデーサイレンス系のビリーブです。で、ダービーの17着はやはり日本の馬場にあってないということかもしれないです。ただ、キトゥンズダンプリングスの17は、良くも悪くもアメリカンファラオxキトゥンズダンプリングスという日本の馬場には全く考慮してない配合で、ここで化学変化が起きると面白そうだなと思ってます。

 

社台ドラフト2018注目馬 キトゥンズダンプリングスの17

春の訪れとともに、募集馬が公表され、先週、募集馬の価格発表、6月の牧場見学とこの時期は社台ドラフトのシーズンですね。

今年というか例年そうですが、高いですね。ディープ産駒が普通に1億円越えと、ちょっと手が届きません。。。

どれを指名しようか検討中ですが、ちょっと面白そうとおもっているのが、社台TC キトゥンズダンプリングスの17 です。

血統を愛する血統マニアにとっては、実に興味深いですね。

まず、母は、キトゥンズダンプリングス、母の父は、キトゥンズジョイ。キトゥンズジョイ下のリンクがまとまってますね。2013年北米リーディングサイヤーで、芝に強い種牡馬です。

代表産駒は、日本では何といってもジャンダルムで、日本であまり成果がでていないサドラーズウェルズ系にサンデーサイレンス産駒の母ビリーブをかけてます。

このジャンダルム、キトゥンズジョイ産駒の今後を占う上でも5月27日の日本ダービーに注目したいですね。とくに府中の4コーナーあとの直線は長いので、どんな競馬ができるか。

http://www.pedigreequery.com/kittens+dumplings

で、父は、言わずと知れたアメリカンファラオ、2015年の三冠馬です。

アメリカンファラオ産駒が日本で走るかといえば、悩ましいですね。父 パイオニアオブザナイルは日本でも走りはじめたばかりで未知数、祖父 エンパイアメーカーは日本での種牡馬になるも、そこそこっていったところでしょうか。それを跳ね除けて3冠馬のアメリカンファラオ産駒がどこまで走るか楽しみですね。まあ、この評価は難しく、価格(5000万、一口125万)もこのあたりを反映しているのかもしれないですね。

個人的には、キトゥンズダンプリングスの17自身がちゃんと走って、さらには、種牡馬として、日本の競馬に新しい血を入れてほしいと思っています。種牡馬になれば、基本はサンデー系につけられるので選択肢はいろいろありますよね。こうした妄想も血統マニアの愉しみでしょう。まあ、札を入れるかどうかは6月まで悩みたいと思います。

世界に広がるサンデーサイレンス系

 自分は中学高校から競馬にハマったタチではなく、社会人になってから参戦、キャリアはまだまだ浅いのですが、そのなかでも、一番、エキサイティングなのが、血統ですね。

 宮本輝の名著「優駿」 の冒頭では、主人公の一人博正が、馬主の娘久美子に対して、ダーレーアラビアンから続くサラブレッドの血統をドラマチックに語るシーンが印象的ですが、親から仔へ連綿と繋がる血統にドラマを感じてしまいます。

 さて、最近読んだ本「血統の教科書」、血統好きにはたまらない一冊です。血統を日本型、米国型、欧州型、その血統にあう主流馬場、反主流馬場の条件を読むことで馬券上手になるという趣旨です。で、これにくわえて、ページを割いて言及されているのが、血統の未来として「サンデーサイレンス系の誕生」(p303)。

 かいつまむと、「血統」は世界を旅をしていて、その旅による交配で、新しい血統が確立すると。で、1940年代はネアルコ(イタリア→イギリス)、1950年代はナスルーラ(イギリス→アメリカ)、1970年代はノーザンダンサー(カナダ→アメリカ、ヨーロッパ、日本)、1980年代後半はミスタープロスペクター(アメリカ→ヨーロッパ)、そして、2010年代後半はサンデーサイレンス(日本→世界へ)。というわけで、日本で生まれたサンデーサイレンス系が世界に飛躍する新たな局面に立ち会っていると。

 その端緒はいくつか現れていますよね。5月5日の英国2000ギニーを勝利したサクソンウォリアー、父はディープインパクト、これだけではなくて、他も出てくるでしょうね。で、こうした流れのなかでどうするか?海外というのは可能性としてはなきにしもあらずですが、ハードル高いですよね。まあ、馬券で応援するのはありかもですね。国内だと、海外でも種牡馬になれそうな血統もしくは繁殖牝馬となりうる牝馬に一口ですが賭けてみる、これもありかなあと。

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