これからの競馬の話をしよう kengokeibaレターvol.86

週に1度程度、kengokeibaレターとして今週の出走と競馬にまつわる話を気ままに書いています。今回は86回目、これからの競馬の話をしようです。

 昨年、惜しまれつつも調教師を引退した藤沢和雄氏の著書「これからの競馬の話をしよう」を読みました。

 あらためて、同氏の競馬に対する考え方がよくでています。その考え方は、やはり、「血統」で、「勝つ馬よりも種牡馬になる馬をつくる」(p82)という同氏の信念が表れているように思いました。

 この種牡馬になる馬をつくる、というのは自分のテーマでもあって、個人所有馬はまあ難しいでしょうが、毎年、クラブ出資をしていますが、テーマは種牡馬になる馬です。種牡馬になっても、その血統が広がるとは限りませんが、次の世代につなげるというのも大事な仕事ですよね。

 で、この本の発見は、調教師によってそうしたコンセプトを持つことですよね、もはや藤沢氏は引退されてしまいましたが、かつての藤沢厩舎に出資していれば、ある程度の確率で種牡馬に巡りあうことができるのかもしれないですね。来年のドラフトの参考にしたいです。

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