ルガールカルムのこと kengokeiba レターvol.9
週に1度程度、kengokeibaレターとして今週の出走と競馬にまつわる話を気ままに書いています。今回は9回目、サンデーレーシング(ファンド、40口)に出資しているルガールカルムのことです。
個人所有馬、ファンド出資馬、どの馬もそれぞれ思い入れがありますが、ルガールカルムも思い入れのある一頭です。
はじまりは、2017年6月の社台ツアーです。基本、自分は馬を見てもよくわかりませんが、ルガールカルム(当時はサンデースマイルⅡの16)に光るモノを感じました。会員の皆さんも同じように感じたのかもしれません、最終的には99通の応募の中から、運良く当選。当時はオーナーズもやっていなかったので、実績ではなくクジ運で当選したと思います。
その後、育成も順調に進み、2018年9月20日の中山での新馬戦で、出遅れながらも、最後の末脚さく裂でデビュー勝利、田村先生は、メジャーエンブレムにつぐクラシック候補として2019年3月10日の桜花賞トライアルのアネモネステークスで見事優勝、当時のブログでも興奮冷めやらない状態でした。
そして、はじめてのクラシック桜花賞、たしか、その前日までインド出張で、当日の朝、阪神競馬場に直行でした、飛行機が遅延して、万が一口取に間に合わなかったらどうしようとヤキモキしていた記憶があります。が、桜花賞はビリの18着、今から思えば、このあたりがピークだったかもしれません。
ルガールカルムは、出遅れの名手でもありました苦笑 生涯成績全14戦のうち、出遅れは10回。ほぼ出遅れる馬でした。ただ、2ー3歳は出遅れても、最後の末脚で差し切る競馬でしたが、4歳になると、出遅れっぱなしで、着順も2ケタ代が定着しました。距離を短くしたり、ダートにしたりといろいろ試したものの、やはり、牝馬は一回調子を落とすと立て直しが難しいですよね。社台TCだとソウルスターリング、サンデーRだとタッチイングスピーチあたりに似ているかもしれないですね。
さて、ルガールカルム、繁殖にあがります。母サンデースマイルⅡ産駒はわりと走っているので、ルガールカルムもノーザンファームの基幹繁殖牝馬となるのではないでしょうか。で、初年度産駒は何をつけるんでしょうね。無難なところでは、エピファネイア、サンデーサイレンスの4x3のインブリードあたりでしょうか。どんな配合にしても、おそらくクラブで募集でしょうが、強気の価格&人気化しそうで、出資はしたいものの、手が出せないかもしれません、来年を楽しみにしたいと思います。
さて、今週は、中央・地方出走します。地方は、岩手水沢が開幕、13日トミケンビディが岩手デビューです、関本タッグでよろしくお願いいたします!
中央
アナザーリリック(シルク) 中山11R アネモネステークス
水沢
トミケンビディ(個人所有) 水沢8R 復興祈念 がんばろう山田町