ダービーディの記憶 2020年版

FBに毎年ダービーの際の思い出を書いているのですが、あとで、振り返るのが大変なので、こちらにもアップします。

 

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たまに競馬の話が面白いのでもっと書いてくれ、というリクエストをいただきますが、そんなにたくさんネタもないので、毎年ダービーの週に書いています。今年で4年目です。馬券は考え過ぎて外れるので書きません。ま、これをきっかけに少しでも競馬の裾野が広がってくれればといいなあと。

さて、明日5月31日は日本ダービーです。競馬ファンにとって、ダービーは特別な日、3歳の頂点を決めるレースで、それは高校野球甲子園決勝と言えるかもしれません。で、その昔、ダービーの週の平日に東京競馬場付近を訪ねる機会があったのですが、平日にも関わらず、すごい行列ができていて、ビックリした記憶があります。べつにテレビで観戦すればいいのに、なんで、平日から並ぶのかと。

たしか2年くらい前のNHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間 日本ダービー大行列」でその謎が解けました。何日も前から並ぶ目的は、もちろんダービーをベストポジションで観戦するための「陣取り」ですが、単に「陣取り」だけではなく、一緒に並んだ亡き妻との思い出を偲ぶために並ぶ、病気がちで自分の健康を確かめるために並ぶ、並んだ仲間同士で盛り上がる、など、一人一人に「並ぶ」ストーリーがあり、それは目から鱗でした。

 こうしたダービーに並ぶのは、花見に並ぶのに似ているかもしれませんね。花見も単に「花を見る」のではなく、気の置けない仲間と食べて飲んで語って旧交を温める、社員同士で語り合う、その1年に1回の体験が、かけがえのない体験なのだと思います。

残念ながら、今年はコロナ禍の影響により、3月から無観客競馬が続き、ダービーも無観客、並ぶことはできません。今年、花見ができなかったことと同じですよね。でも、今年花見ができなかったからといって、今後も花見がなくなるわけではないように、今年のダービーは無観客ですが、来年、もしくは、再来年、いつかダービーが戻ってくることを心待ちにしています。

もちろんネットで観戦するのもありですが、10万人近い観客が一体化する現地観戦の一体感は格別です。まあ、ミーティングとか飲み会は今後もオンラインが主流になるかもしれないですが、その対極として一体感を味わえるオフラインの価値も高まるのではないかとも思います。

最後にもう一つ。 以前、中央競馬馬主免許を取得したことご報告したと思いますが、ご縁がありまして所有馬が今年デビュー予定です。馬名は、ピロコレーヌ、ウチの奥さんの愛称+レーヌ(女王)です。美浦小笠厩舎で順調にいけば秋くらいにデビュー予定です。今は夢見る時期です、ピロコ女王の走りを楽しみにしています笑

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