ダービーディの記憶 2019年度版

ダービーディの記憶 2019年5月23日(木)

 

たまに競馬の話が面白いのでもっと書いてほしいというリクエストを頂きます。ネタがそうそうあるわけでないので、毎年1回ダービーウィークに書いてます。

さて、今週日曜は令和最初のダービーです。1年前の平成最後のダービー、29年間どうしてもダービーに勝てなかった福永騎手が勝ちました、ウィニングランでのこらえきれない涙にこちらも感動しましたね。福永騎手、もともとは武豊騎手のような馬と一体となった自然な騎乗フォームを真似していましたが、彼に追いつき追い越すには自分の騎乗スタイルを確立しないと思ったそうです。そして、騎乗スタイルを上下に動かす騎乗スタイルに変えて、この結果が巡り廻ってダービー勝利につながったと思います。

もう一つ、「変える」という点でとくに記憶に残ったのが、さきの平成天皇、いまの上皇様のご退位です。最初にニュースになったとき、ご退位が本当にできるのだろうか、世間の反応はこうだったのではないかと思います。でも、上皇様は、国のため、国民のために必要だというご判断があったと思います。断念する道もあったかもしれません、でも、結果的に、この「変える」がいまの令和につながりました。素晴らしいご判断だったと思います。

 この「変える」ことはリーダーシップそのものと思います。で、現状を変えるにはリーダーシップをもって、たとえ反対を押し切っても突き進むことが必要ですよね。この現状を「変える」ことの大事さを福永騎手の騎乗スタイル、上皇様のご退位から学びました。

自分がこよなく愛する詩人寺山修司はこう言ってます「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのだ」、今年のダービーも人生の糧となる学びがあることを楽しみにしています。馬券はサッパリですがw

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