ワインと一口馬主の楽しみ方

土曜日は、キャロット出資馬フィルムフェストが札幌3歳以上1勝クラスで勝利。

キャロット出資馬が多くない自分にとって久しぶりの勝利になりました。ありがとうございました!

さて、話変わって、もうどれくらい経つか忘れましたが、自分はワインが好きです。

これまでニュージーランドに何度か旅をしたことがあり、クラウディベイがあるマーボロ、日本人醸造家コーヘイさんがいらっしゃるネルソン、そして、南の玄関口クィーンズタウンの手前のセントラルオタゴ、このあたりはソーヴィニヨンブラン(白)、ピノノワール(赤)の上質なブドウが収穫できるところで、かつ、値段もだいたい1本2000円程度ととお手軽で、自分の好みのベースになっている気がします。

が、ワインは、こと値段になると、悪魔的なところがあって、ちょっと良いレストランでフランスのボルドーとかブルゴーニュとかのボトルを頼むと、料理代金よりもワインの代金が高いという場合も多々あります。

で、何で高いかというと、結局は希少性なんですよね。

たとえば、ブルゴーニュのロマネコンティは畑が限られているので、生産量はたしか年間6000本ほど。6000本をめぐって、世界中のワイン愛好家が求めるわけで、それは値段が上がりますよね。さらに当たり年、ヴィンテージだと1本数百万円の世界です。一方、ニュージーランド産は、この畑でしか生産しないというのはあまりなく、結果として、値段もリーズナブルです。

閑話休題、一口馬主もワインに似たところがあるなあ、とふと思いました。

極端な話ですが、ラストクロップとなった2020年のディープインパクト産駒はほんの数頭で、希少性という観点からは、ロマネコンティどころではないですね。まあ、ワインの場合は数十年保管できますが、馬の場合は、せいぜい5年なので、賞味期限は短いですが。

まあ、これって要は楽しみ方で、人それぞれ、好みがあっていいんじゃないかと。

希少性をもとめてディープ産駒を求める、もしもクラブで募集されたらすごい金額になりそうですが、その40分の1、400分の1を楽しむ、どれだけリターンがあるかはわかりませんが、それはそれで一つの楽しみ方で、否定すべきものではないですね。

どちらかといえば、自分はニュージーランド産のワイン、いわゆる、ニューワールドですが、希少性というよりは、お値段が手ごろで、おいしい(=そこそこリターンが見込める)ものですね、もちろん、予算の制約ももちろんあるので。で、ボトル一本(一頭持ち)もあれば、10分の1(オーナーズ)、40分の1、4,500分の1(ファンド)、何かに絞ることなく、その年、その年のヴィンテージを楽しみたいタイプかもしれないです。というわけで、2020年は新種牡馬キタサンブラック産駒(アメリ19、サンデーR)に出資してみました、どんなヴィンテージか楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

 

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