ナインストリーズのこと kengokeibaレターvol.36
週に1度程度、kengokeibaレターとして今週の出走と競馬にまつわる話を気ままに書いています。今回は36回目、ナインストリーズのことです。
一口馬主として出資しているナインストリーズ(牝3歳、シルクレーシング所属)、父は最近急逝したドゥラメンテ、母ディープ産駒のディープストーリー、サンデーサイレンス3x3、「社台の血」の申し子と言えます。
ただ、サンデー3x3で血が濃いのでしょうかね、馬体重も396kg前後と小柄です。で、デビューも今年2月とやや遅く、出遅れて7着。5月29日の未勝利戦も最後伸びを欠いて11着、レース後、消耗したのでしょうか、馬体もしぼみ、天栄で調整、先週の9月4日の新潟6R3歳未勝利がラストチャンスでした。
馬体重は396kgと前回(386kg)からそれほど増えているわけではなく、どこまでできるかと思っていましたが、さすが天栄でのトレーニングなのでしょうか、最後の直線で伸びて1着から0.1秒差の4着、勝てなかったものの、素晴らしい結果だと思いました。
ただ、3歳未勝利はこの週で終了、1.ファンド解散、2.1勝クラスの格上挑戦、3.地方転出の選択、そのなかで、シルクは3.地方転出、岩手競馬の板垣吉則厩舎に転出して、2勝して中央に戻るプランです。
3つの選択のどれが正しいか、正解はないですが、最も良いプランだと思いました、自分も参考にしたいですね。やはり、調整に時間がかかる馬なので格上挑戦は楽ではなさそうです、ただ、レースセンス、ポテンシャルがあるので、まず、岩手で調整して走らせる。岩手は預託料も安いので、ファンド継続の負担も低いですしね。
自分の感覚だと、地方の場合、中央とちがって、月1~2回の開催ごとに使うのがデフォルトで、ナインストリーズの馬体との兼ね合いで、どこまで勝ちきれるか、楽しみにしたいと思います。