ワラウカド退会と一口馬主ビジネス

  人によって定義は様々なですが、自分が思うに、ビジネスとは植物を育てるプロセスに似ていると思います。

 で、自分にとって、一口を含めた馬主は趣味ではなく、ビジネスの一つとしてとらえています。

 自分はいまのところブリーダーではないので、馬を育成するプロセスにはかかわっていませんが、

    (獲得賞金+種牡馬種付け料)>(出資金+維持費)

 を意識して、この馬主稼業という「植物」を育てています。

 植物を育てるには、まず、きちんと根をはるように土壌を豊かにする、これは、育成に近いかもしれませんね。まあ、一口馬主という点では、馬選びがポイントになると思いますので、種牡馬・育成牧場の動向把握などの勉強あたりでしょうか。

 そして、植物を育てるという点で、わりと重要なのが、剪定。草花は何もしないいろいろな方向にのびていきます。そして、そののびた植物について、伸ばすところは伸ばす、いらないところは剪定して落とす、この取捨選択のプロセスが大事だと思うのです。

 さて、前置きが長くなりましたが、表題の件です。自分は一口馬主は2013年出走のアスペンツリー以来今年で5世代目です。

最初は社台、サンデー、社台地方OW、社台中央OW、キャロット、ワラウカド LEX-PRO シルクにはいっていますが、ワラウカドについては退会しました。

理由は単純で、出資した2頭(レイロー、ブローインバブルス)がいずれも勝ち上がれず未勝利で引退しました。

いろいろとクラブの方でも改善していて、アットホームでよい雰囲気が伝わってくるのですが、やはり、結局のところ、結果だと思います。

で、伸ばすところがあるとしたら、やはり、共有あるいはまだ実現できていないですが1頭ですかね。ただ、ノーザンファームが今後も勝ち続けるという前提だと、弱小馬主にとってはセレクトセールで仕入れるという選択肢はいまのところなく、オーナーズもしくはLEX-PRO、場合によってはオータムセールあたりなのかなと思っています。他の牧場を探すのもアリかもしれないですね。
 

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