浦和競馬のこと kengokeibaレターvol.11
週に1度程度、kengokeibaレターとして今週の出走と競馬にまつわる話を気ままに書いています。今回は11回目、今回は浦和競馬について書いてみたいと思います。
浦和競馬に初めて馬主として出走したのは、たしか、2年前の2019年5月のフレフレサッチーでした。ある方から譲り受けたのですが、なかなか気難しい馬で、砂をかぶるとやる気をなくす、あるいは、先頭を走っている分には気持ちよく走りますが、一度、抜かれると途端にやる気をなくす馬でした。
ただ、牛房厩舎の皆さま方のおかけで、徐々に調子が上向き、そして、浦和の800mという短距離がこの馬にはあってました。1年後の2020年5月28日には初勝利、最初の緊急事態宣言が明けて、厩舎の皆さまと祝勝会ができたのは楽しい思い出です。で、8月には2勝目、ここからさらに勝ち星を重ねてもらいたいと思ったところで、右足骨折。いまは乗馬として第2の人生を歩んでいます。
その後、20年9月にサラブレッドオークションで落札したマリアブレス、9月2着、10月2着と惜しいところまでいきましたが、その後、調子を落として、1月出走後、左後の股関節の傷みで3月まで休養、3か月の休養を経て、4月1日浦和第6レースに出走予定です。休養明けなので、どこまでいけるか楽しみにしています。
それにしても浦和は調子いいですね。無観客競馬が続きますが、21年2月第12回開催のネットで売上は53.8億円(全体60.6億円)、前年比でネットは29.6%も伸びています。競馬場に行かなくても馬券が買える、まさにネットの力が地方競馬活性化の原動力ですね。
こうした浦和競馬の盛り上がりは馬主にもメリットがある話で、埼玉県馬主会からのレターによると、競馬組合から支給される着外手当が一律4万円(これまでは着順により2~4.55万円)、出走馬報奨金が10.5万円、馬主会からも4万円(出走馬奨励金2万円、着外手当2万円)、さらに浦和競馬所属騎手を騎乗させた場合は馬主会から1万円補助がでるので、10.5万円+4万円+4万円+1万円=19.5万円になります。月1出走だと預託料の多くをペイできそうです。むしろ、馬房は限られているので、預けたくても預けられない悩みが増えそうです。
さて、今週の週末、中央競馬は、ファンド、共有、個人所有いずれもありません、2週連続で寂しいですが、4月の巻き返しに期待です。