牡と牝 kengokeibaレターvol.56

週に1度程度、kengokeibaレターとして今週の出走と競馬にまつわる話を気ままに書いています。今回は56回目、牡と牝です。

 ここのところ出資馬の話が中心でしたが、今回はちょっと趣向を変えて、冬季オリンピックの話です。夏季オリンピックは、馬術があるので、そこそこ関係ありますが、冬季は馬とはあまり関係ないように思います。

 とはいえども、競馬と近いと思ったのが、スピードスケートですね。北京オリンピック、女子スピードスケート1000mで金メダルを獲得した高木美帆選手、オリンピックレコードでタイムは1分13秒19、競馬だと1000mでだいたい1分くらいですよね、スピードスケートとくらべとやや馬の方が早いくらいでしょうか。スケートでない人間の限界の走りでは100m走を10秒で走っても、1000mで100秒=1.4分、だいぶスケートの方が早いです。

 で、なぜ高木選手が早いのか、先日のNHKスペシャルでは、氷を捉えることが最大の強みと言います。スケートは、氷の上を走るので、彼女はもっとも効率のよい氷の捉え方をスケート生活が始まってからずっと追及したと。たしかに、00mでも銀、1000mでも金、距離は関係なく、氷の捉え方にあるかもしれないですね。競馬でいえば、1200mの高松宮記念、スプリンターズステークス、1600mの安田記念、ヴィクトリアマイルを制したグランアレグリアに似ているかもしれないです。

 さて、競馬に話を戻します。スピードスケートと競馬の違いは、競馬の場合、桜花賞、オークス、秋華賞、ヴィクトリアマイルなど牝馬限定のレースはありますが、ジャパンカップ、宝塚記念、有馬記念、天皇賞春・秋など、古馬のビックレースは牡・牝、斤量の差があれ、同時に出走できますよね。そして、アーモンドアイ、2018年、2020年、古馬最高峰のレース、ジャパンカップを勝ってます。アーモンドアイは高木選手のように、氷のように、芝を上手く捉えた走法だったのかもしれません。

 さて、冬季オリンピック、北京オリンピックでは、男女混合種目が増えましたよね、日本は失格で残念でしたが、男女混合スキージャンプもありました、オリンピックも男女混合、競馬の古馬レースに近づいているかもしれないですね笑

 

 

 

 

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