公営競技に思う kengokeibaレターvol.1

  先週は、社台オーナーズの共有馬2頭(リズムオブザナイト、ミュアウッズ)が出走しました。リズムオブザナイトは勝てるかなと思っていましたが、最後、わずかに交わされて2着、どっかで勝ち上がりできそうですね。ミュアウッズもスタートが決まり、ハナから先頭を引き連れる展開、最後は交わされてましたが、3位、大型馬ながらも安定した走りで馬主孝行な4歳馬です。

 さて、JRAが刊行している中央競馬サークルだよりぱどっく」2021VOL.44に各種公営競技実績(令和2年1~11月分)が掲載されていました。今年は、コロナ禍で、無観客ながらもネット投票によって大幅に売上(売得金額)が伸びていますね。

 目ぼしいものでは、中央競馬の売得金額は2.68兆円(前年比103.5%)、地方競馬7664億円(同128.6%)、競艇1.69兆円(同123.1%)、中央競馬は手堅い伸びですが、地方競馬は2割増、元アナリスト的な観点だと、ここまで伸びると今年の増収にむけてのハードル(2割増からスタート)が上がってしまうんじゃないかと思ってしまいますが、それ以上に地方競馬は勢いがありますよね。

 地方競馬は、売上が増える→賞金が増える→良い馬が集まる→レベルがあがる、こうした好循環サイクルに入っているように見えます。これは国ならびに地方自治体にとっても良い話ですよね、いま、コロナ禍対策で借金が膨らんでいます。この借金は将来増税の可能性はあるかもしれないですが、公営競技の伸長はわずかかもしれないですが財源の足しになるでしょう。

 ただ悩みがあるとしたら、、馬を預けようとしても、馬を預けたくても馬房が一杯で、預かってもらえない、馬主にとっては悩みの種が増えました。そして、馬主サイドとしても、先生に預かっていただくために、出走手当をかせぐだけではなく、勝てる馬を提供しないといけないですね。

 さて、今週は個人所有・共有・ファンドいずれも出走がありませんので、1月の勝利はお預けです。ピロコレーヌは美浦小笠厩舎で調整中です。今週からこういった形で週に1回徒然に投稿します。

 

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